禁煙グッズの活用

禁煙を思い立った時に、自分の意志だけできっぱりとタバコを止められる人は意外と少ないものです。タバコには依存性のあるニコチンが含まれており、血中のニコチン濃度が下がることでどうしても禁断症状が起こりますし、長年の習慣となった「タバコを吸う」という行為をやめることで妙に手持無沙汰に感じたり落ち着かなくてついタバコに手を伸ばしてしまう人も少なくありません。そうした人におすすめなのが、いわゆる禁煙グッズ。最近ではさまざまな禁煙グッズが販売されており、人によってはかなり効果的に使うことができるようです。

禁煙グッズにもさまざまなものがありますが、ニコチン依存症の禁断症状を和らげながら禁煙したいという人には、ニコチンの摂取量を徐々に減らすタイプの禁煙グッズがおすすめです。たとえばテレビＣＭでもおなじみの「ニコレット」はニコチンを含んだガム。このガムの個数などを徐々に減らしていことで、禁断症状を抑えながら禁煙することができます。また、タバコに装着することで、タバコから体内に入るニコチンを徐々に遮断してくタイプの離煙パイプもあります。この場合だと、タバコを吸っているという実感も味もそのままに、ニコチンだけを減らしていくので、無理なくニコチンから離れられるというのがメリットです。また、手持無沙汰でついタバコを吸ってしまうという人は、いわゆる禁煙パイポをつかうのもいいでしょう。ニコチンは全く含まれておらず、なんとなくタバコを加えているような雰囲気だけを再現します。これはスーパーなどでも販売されていることも多く、比較的値段も手ごろです。最近ではさまざまな味やフレーバーのものが販売されているので、好みの味が見つかれば意外と続けられると好評です。特に禁煙グッズではありませんが、口さみしいのを解消するために市販のガムを噛んだり水を飲んだりするのもいいでしょう。そのほか、タバコを不味いと感じさせるサプリメントや、匂いをかぐだけで吸う気が無くなるお香、吸いかけのタバコをカットしてしまう灰皿など、アイデアグッズ的なものも含めると無数の禁煙グッズが販売されています。ただし、中には書いてあるような効果が実証されていないものや、有害物質を含むものもあると言われていますので、使うときにはよく調べてから使うようにしましょう。